今回は、以前の
「デッドストックの国産・舶来アンティーク時計」
を大量買取させていただいた時のお話です。
当時のオリジナルのままという個体は、本当に何度触れても感動します！
ということで、
今回はそんな古い腕時計の中でも「今は無き時計メーカー、モデルの買取実情」を、写真とともにご紹介します。
大量の国産・舶来アンティーク時計の山
撮影用に乱雑に置かれておりますが（汗
今回のデッドストックの腕時計たちは、今は無き海外メーカー（主にスイス製）の手巻き腕時計が多く、装着されているストラップはなぜか国産のセイコーやシチズンのレザー製が多いです。
このまま販売予定だったようですね。
（劣化したから？在庫過多だからか？）
もちろん丁寧に取扱いしておりますm(__)m
例えば、これはウヴェコというスイスのメーカーの手巻き腕時計・・
ではなく、1930年代にユニバーサル・ジュネーブが「UWECO」銘で販売した時計です。
ディフュージョンラインとして展開された「UWECO(UniversalWatch et Company) GENEVE」名を冠したヴィンテージモデルですね。
いやー実に美しい、カッコいい！
モーリス、ロダニア、デンロなど、アンティーク時計好きであれば一度は聞いたことがあるメーカーも多いですね。
こちらは1930年代と思われる、琺瑯文字盤の古いオメガの手巻きです。
この時代のこんな25mmにも満たない小さなムーブメントでも、仕上げがしっかりと施されているのは、さすがオメガだなと感心します。
1970年代以前は、有名メーカーではなくとも（当時は有名？）文字盤や針の仕上げの良い、手の込んだ時計が多いです。
針の先端を曲げることも、すべて職人が手作業で行っていたと思うと、感動しかありません。
変わり文字盤、と呼ばれる一風変わった文字盤デザインの時計もありました。
ツートンになった文字盤はいかにもアンティーク時計らしいですね。
デッドストックの腕時計の買取と実情
タグ付きの、今は無きメーカーの古い時計たち。
もちろんきちんとオーバーホールをすれば、今後も永くご使用いただけることは間違いありません。
ですが、
こと「お店で利益を取って販売する」となりますと、
販売額が非常に安く、正直なところ修理代・メンテナンス代の方が高くなってしまう（あるいはトントン）個体が多いのです。
（つまり人件費などを払うと、商売が成り立たないということ）
「今は無きメーカーや無名の古い手巻き・自動巻き腕時計が、中古時計店では全然販売されていないなー」と思った方、理由はココにあります。
に対して、
国産のセイコーやシチズン、海外だとオメガ・ロンジン・ユニバーサル（さきほどご紹介のUWECOやオメガも）など、
今でも根強い人気をもつメーカーやモデルの時計たちは、それなりの値打ち（いわゆる需要）がありますから、オーバーホールをしてもしっかりと利益を乗せることができるので、中古時計店ではよく販売されているのです。
ウォッチ911では、超少人数で人件費など経費も最小限ですから、
このような、今は無きメーカーの素敵な腕時計でも、
お好きな方が複数個を店頭にて購入いただけたりしますので、お買取りが出来ています。
と言うことで、
古い腕時計を沢山お持ちの方、（オーナーが古い時計好きということもあり）ウォッチ911が丁寧にお買取りさせていただきますので、
どうぞご依頼をお待ちしておりますm(__)m
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