先日、
いつものように店頭にて腕時計のお買取りをさせていただいたときのこと。
お!
IWCの60年代辺りのペラトン自動巻きか!
と一瞬思ったのですが・・・
文字盤をよく見ると、「エレクトロニック」と書いてあるではありませんか!
ということで、
とても素敵なIWCを「ウォッチ911」へ入荷&お買取りさせていただきましたので、ご紹介いたします(^^)
IWCの音叉時計
音叉時計を簡単に解説すると・・・・
時計内部のコイルに電圧をかけ、音叉から発生する共鳴振動によって、インデックス車を回転させて、針を動かす仕組みですね!
ハイビートの機械式時計が1秒当たり8~10振動であるのに対し、音叉時計は360振動の高振動を生みだしているので、日差2秒という当時としては驚愕の高精度を実現したそうです!
IWCの音叉時計のムーブメント、Cal.150
そんなIWCのエレクトロニック(音叉式)時計の心臓部がコチラ。
音叉式時計は当時、機械式時計よりも高い精度を誇っておりましたが、
あの「クオーツ」の誕生にともない短命に終わってしまうことに。
それが今では逆に流通量が少なく、希少となります。
このIWCの音叉式ムーブメントCal.150ですが、
きちんと「技術提供はブローバ社から得ています」という刻印も入っています。
1960年に発売され、従来のウォッチメイキングの歴史を塗り替えるほどに画期的な時計として人気を誇った「ブローバ社」の音叉時計「アキュトロン(Accutron)」のことですね。
さすがはブローバ社です。
音叉時計って知っていますか😄
— 機械式腕時計専門店 「ウォッチ911」KAZUKI (@the_watch911) 2021年5月23日
IWCの音叉時計を使いながら、
ウォッチ911ちゃんねるにて腕時計のお勉強タイムを行います👏
お楽しみに!#ウォッチ911 pic.twitter.com/NlNZ1eac22
秒針が滑らかに回転するスイープ運針や耳を近づけるとキーンというかすかな音が特徴的で、運針も非常に滑らかです。
最後に!
古い腕時計のお買取りも、ウォッチ911へお任せください。
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